ヨゴホームズ

ヨゴホームズブログ

こんにちは。 余吾です。

雨もやみ曇り空の朝を迎えた松山ですが、皆さまのところはいかがでしょうか。
3連休の方も多いことと思います。どうか素敵な休日をお過ごし下さいませ。
 
さて、昨日は国土交通省が行う
住宅省エネルギー設計講習会にスタッフと一緒に参加し資格を取得してきました。
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そう あの京都議定書が採択されて以降、特にここ10年くらい
日本も住宅の省エネルギー化についてようやく国が立ちあがり、
様々な機関がエコハウスやパッシブハウス・ゼロエネルギー住宅などについて
新しい基準をつくり、補助金制度などを設けながら少しずつ進み始めています。
  
私自身もエネルギーパス(ドイツ)をはじめ様々なセミナーに参加し資格をとり
より高性能なエコハウスをつくりたい、そしてヨゴホームズにお任せ下さった
クライアントさまが将来に向けてずっと喜んで暮していただきたいという
強い想いで日々仕事に励んでいます。
 
 
私は1986年にこの北欧住宅の仕事に関わり始めから、これまで30年以上
北欧デンマークをはじめとする住宅先進国の家づくりや暮らしを見たり聞いたり
体感しながら、その学びを日々の仕事の中で考え実践し生かしてきました。
 
その間ずっと不思議に感じてきたことは、
先進国となった日本が何故これほど家の性能という部分において立ち遅れてきたのか、
衣・食・住の中で衣も食も世界でトップレベルの文化を築き上げて来られたのに
こと住に関して暮らしという面で何故頓着してこなかったのか。 ということです。
 
ひとつには、戦後の右肩上がりの時代に
本当に長い目で見た良いものをしっかり手入れをしながら暮らすという
従来の日本人の暮らし方を捨て、便利なものを選びダメになったら買い換えれば
いいじゃないかという安易な気持ちがそうさせたのではないかとも思われます。
 
もしかしたら、日本古来の夏型住宅の考えから180度真逆の高性能住宅に
簡単には頭を切り替えることができなかったということも言えるかも知れません。
 
その間、私たちはオイルショックも経験しました。
北欧の国々はそれを機に考え方を改め、様々な分野で石油に依存しない社会を
つくることに専念し、その中で家づくりや暮らし方もしっかり見直しました。
国は人々にテレビなどを通じて教育し、国民レベルでどうするべきか真剣に考え
本質の部分で理解し努力をし続けてきました。
今、その差がはっきりしてきていると私は実感しています。
 
私たちは未来に向けて本気で取り組まなければいけないところに来ています。
一人ひとりが個人の目の前にある利益のみにとらわれず、
将来を見据えた家づくりや暮らし方を真剣に考え、見直し、自分自身の日々の
心豊かな暮らし、ひいては未来の子孫に先行投資をするべきだと思うのです。
これからは負債ではなく資産となる建物を残していかなければなりません。
 
私は長持ちをする家をつくることが何よりのエコだと確信しています。
その為には高性能な省エネルギーハウスを考えることはもちろんですが、
暮らしやすくメンテナンスがしやすい住まいであることも大切ですし、
また時間が経っても、古くなっても簡単に壊されないために
美しく魅力的な家であり続けるということはとても重要だと思っています。
そして、時代に適応できる汎用性を持たせておくことも欠かせませんし、
サステナブル(持続可能)な家づくりを進めていくことも大切です。
 
そういう家をつくるのは決して安くはありません。 が、
家は建てて終わりではなく、日々のランニングコスト・メンテナンス費用など、
ずっとコストはかかり続けるわけですから、それらをトータルで考えるべきです。
その上に、数値には出てこない快適性や機能性・満足度といった
しあわせ感は何よりも大切に考えておかなければならないことだと思います。
 
そんなことに想いをめぐらせながらセミナーを受けさせて頂きました。
また、今日からも より良い家づくりをお手伝いさせて頂けるよう精一杯頑張ります!

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皆さま、こんにちは。  余吾です。
 
もう梅雨は明けたのかな?? と思ってしまうほどの気持ちのよいお天気が続きますが
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
こんな時は、何となく窓をきれいにしたくなったりしませんか?
ということで、今日 私ではなく香川がモデルハウスの窓ふきをしてくれました。(笑)
 
今回の窓ふきから、ちょっといい道具に出会ったので、それを初めて使ってみることに。。
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先日、広島にあるアイトフースさんから頂いた おみやげの中に入っていたコレ!
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ただ水道水を入れるだけで、ちょうど良い具合の細かい粒子の霧を
思ったところに万遍なく吹付けることができる優れもののスプレーボトル(日本製)と、
 
環境先進国スウェーデン生まれのウルトラマイクロファイバー。
本国スウェーデンでは病院や飲食店など衛生管理の最前線で使われているそうですよ。
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テラスのオーニグを出して、快適に窓掃除をしている香川を後ろから。。(笑)
 
彼女曰く、
「 繊維質が全く残らないのでストレスなく簡単にきれいに掃除ができた。 」 とのこと。
その後も、窓だけにとどまらずラヴァトリーの鏡やスケアラックショップのガラス棚など、
色々なところをみつけては、ピッカピカに磨き上げてくれました。
 
水だけできれいにお掃除できるなんて、本当に素晴らしい〜!
ヨゴホームズでは早速アイトリブ ( アイトフースさんのインテリアショップ ) さんに
まとめてお願いするつもりです。
 
岡山のアイトリブさんは コチラから
 
 

何だか、こういういいものに出会えた時って無性に嬉しくて、お掃除も苦になりませんね。(笑)
アイトフースの N社長、いいものをありがとうございました!

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毎日寒い日が続いていますが、皆さまお変わりないでしょうか。
今年は椿まつりが今月下旬との事で、長い冬になるのでしょうか…。

まだまだ春のきざしは見えませんが、ヨゴホームズのモデルハウスにいると冬と
いうことを忘れてしまいそうになります。
リビングや各部屋はもちろん、玄関、トイレ、バスルーム、廊下にいたるまで
1日中、21℃から22℃をキープしているのです。
家の中に温度差がなければ体はどんなに楽でしょう。

ここ最近、断熱性能が高い住宅にお住まいの方が健康でいられるというデータが
いろいろなところで研究され、発表されています。

冬場よく耳にするヒートショックだけでなく、手足の冷え、気管支喘息、のどの痛み、
アトピー性皮膚炎…多くの疾病の症状が改善されていえるというデータも出ており、住宅
の断熱性能と健康には大きな関係があることがわかります。

家全体を魔法瓶のように断熱する事で、冬の寒さ、夏の暑さにも関係なく少しのエネルギー
で快適にお住まい頂け、健康にも良い影響があるのです。
屋根、壁の断熱だけでなく、熱が逃げにくいペアガラス、熱を伝えにくい木製枠にする事
も、家を魔法瓶にするための大切なポイントです。

現在 朝1時間半、夜1時間暖房を入れているだけで、1日中快適なモデルハウス。
(最初は、朝2時間、夜1時間にしていたのですが、少し暖かすぎたので、今は朝を30分
少なめに暖房しています。)
1年で一番寒いこの時期にヨゴホームズの家の快適さを是非ご体感して頂きたく、今月末
まで 『 カフェ hygge - デンマークのあたたかい冬の暮らし - 』 を開催させて頂いて
おります。
お越し頂いた方には、断熱と健康についてわかりやすくまとめられたマンガ冊子を差し
あげます。

この機会に是非デンマーク住宅のあたたかさを感じて頂ければと思っております。
ご家族、ご友人とどうぞお気軽にお越しください。スタッフ一同心よりお待ちしております。

小西でした。

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こんにちは。 余吾です。
このところ暖かな陽気が続きいよいよ春の訪れが待ち遠しい今日この頃ですが、
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 
朝晩は気温が低く油断は禁物、くれぐれもお体を大切にお過ごし下さい。
                                                        
さて、ヨゴホームズでは私たちがお手伝いをさせて頂いている
住宅の性能(断熱・気密性)が実際にはどの程度成果を出してくれているのか、 
また、温水セントラルヒーティングは体感的には快適ではあるけれど、
一日の室内の温度変化は数値的には一体どうなっているのか・・・?
それらをこの目で確認してみようと思い立ち、室内の連続温度測定を試みました。
                                                                    
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測定場所は松山市白水台にあるヨゴホームズ・モデルハウス。
大屋根(スカーゲンタイプ)約40坪の1階ダイニングのチェアに温度計を吊り、
終日連続で室温データをとりパソコンに保存していくという方法での測定です。
温度計の設置場所は北に近い場所で直射日光は届かず、キッチンクッカーは不使用、
スタッフがいる勤務時間帯だけダイニングのペンダントを点灯、夜は不在です。
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この住宅の断熱は外壁(2x6) と屋根垂木間に10cmのウレタン断熱を充填し、
床暖房下に5cmのスタイロフォーム断熱を施しています。(標準仕様)
重要な開口部にはデンマーク木製サッシや玄関ドア(ペアガラス U値1.1 入)、
天窓はVELUX を採用し、すっぽり断熱材でくるんだような住宅となっています。                     
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モデルハウスでは本格的な冬がスタートした頃から
家全体を暖房している温水セントラルヒーティングシステムを
1日に6:30〜9:00 の2時間30分だけタイマー設定して運転していました。
                   
その結果は・・・、
                                       
一日を通しての室温は、最低20.00℃、最高22.63℃、高低差2.63℃、
そして、平均室温は21.48℃という結果が出ました。
下の緑色の線は気象庁からダウンロードした松山市の気温で、
最低4.3℃、最高16.10℃、高低差11.80℃、平均気温10.13℃でした。
モデルハウスは市内より山手にあり気温は2〜3℃は低いことが多いです。
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そして、2月になりまた寒い日が続くようになりましたので、
少し暖房のタイマー設定を変えてテストしてみたくなり、
6:30〜 1時間15分 と、23:00〜 1間15分 に分けて
(トータル2時間30分は変えず)運転をしてみました。
もちろんサーモバルブや温水温度等その他は一切変更していません。
                   
すると・・・、

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一日を通しての室温は、最低19.00℃、最高21.13℃、高低差2.13℃、
そして、平均室温は20.37℃という結果が出ました。
松山市の気温(緑色)は、
最低1.8℃、最高4.6℃、高低差2.8℃、平均気温3.09℃、
この日は前日からの雪で、松山には珍しい積雪を記録、
日本列島に記録的な大寒波が来たまだ記憶に新しいあの頃です。
モデルハウスの外気温は7:00で1℃、12:00で0℃ と大変寒い一日でした。
                  
この2つのグラフから何がわかるか・・・、
外気温が全く違うしお天気やその日の前日の気温など、条件が一定でない為
比較が難しいのですが、以下のことが読み取れるのではないでしょうか。
         
 |繁爾鬚弔韻討い覆せ間帯も室温がそれほど下がっていない。
  → 家の気密・断熱性が高いことで家が魔法瓶のように保温されている。
    これは冬に限らず、夏の冷房にも同じことが言える。
  → 室温が外気温にほとんど影響されていない。 
  → 省エネルギーでありながら快適な室内環境を保持できている。

◆‘韻牽音間30分の暖房運転であっても、2回に分けた方が室温が安定する。
  → 断熱性が高いと家の内側(特に床)が蓄熱をし熱が逃げにくく、
    下がりきらないうちに次の運転がスタートする、の繰り返し運転。
  → サーモバルブの働きにより温水の流量調整で室温を調整するため、
    湯がさめないままボイラーに戻っていく → ボイラー運転時間が短い → 省エネ
                                  
この現象は一日のことに限らず、ひと冬で考えた場合も同じことが言えます。
デンマークなど多くの欧米諸国の暖房の考え方は、ひと冬暖房
日本のように、いる場所だけ、いる時間だけでの局所暖房ではなく、
家全体をひと冬考えることで、ヒートショック等をなくし、人にも家にも優しい、
その上に気密・断熱性との併用で 省エネルギーも両立させているのです。
             
実はひと冬の間(初冬から春先まで)暖房をつけっぱなしでお使い頂いている
クライアントさまもいらっしゃいます。(現在私もそうしています。)
タイマー設定でも連続24時間運転でも思ったほど燃費は変わらず、
室温はほぼ一定に保つことができて非常に快適にお住み頂けます。
                 
ヨゴホームズでは家に入った瞬間から快適であるべきと言う考えから、
床暖房の場合玄関土間やバスルームの洗い場まで床暖房します。(U.B. はパネル暖房)
またトイレや廊下等ももちろんしっかり暖房し、何より難しいと言われる
各部屋での一番快適な温度設定ができるようなシステムを確立しています。

このモデルハウスを建築した当時(2007年11月竣工)、
残念ながらデンマークのロックウール外張り断熱と出会っていなかった為に
そうすることができなかったことが、大変悔やまれてなりませんが・・・、
その後、ヨゴホームズで設計・施工させて頂いたクライアント様の中には
ロックウール外張り断熱をご採用下さった方も多くいらっしゃいます。
そちらの家では、モデルハウス以上の高データが得られ、又一年間の
冷暖房費にかかるエネルギー量も格段に抑えられることを確信しています。
できれば、近い将来にはロックウール外張り断熱を標準仕様にできるくらいに
努力して頑張って行きたいと思っています。
            
また一般家庭では、人から出る熱や照明器具や家電製品が放つ熱、
キッチンで料理をする際に出る熱などにより、もっと良い数値となるはずです。
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これは、モデルハウスの北側の窓に取付けた温度計、
かえるちゃんは外部で5℃、丸いのは室内側で21.5℃を指しています。
北側のガラスの内側の温度と、建物中央に置いている温度計はいつもほぼ同じ、
このことからも、結露をしないということがご理解頂けるものと思います。
                              
今、モデルハウスの暖房・給湯の熱源は灯油ボイラーを採用していますが、
もちろんオール電化にもガス給湯機との組み合わせにも対応できますし、
今は灯油ボイラーだけれど、将来オール電化にしたいというご希望にも対応できます。
大きな工事をしない熱源の交換と配管の接続工事だけで簡単に熱源が変えられる事も
時代にあったエコを考える意味でとても重要なことではないでしょうか。
                          
ちなみに灯油は200リッターを42日間で使用していました。(1月)
1日に換算すると4.76リッター、同じ2管式ボイラーを給湯にも使用していますが、
モデルハウスの為バスルームの使用はないのでそれを考慮すると 約4リッター/1日、
一日¥400-程度で家全体を快適温度に24時間保っているということになります。
モデルハウスは人が住んでいないということで、参考にはなりにくいのですが、
最近建てて下さった多くのクライアントさまにお話をお伺いさせて頂くと
モデルハウスより大きな住宅であっても200リッターの灯油が35日〜45日もつと言われます。
しかも、給湯・暖房の両方でですから、いかにお安いかがお判り頂けるかと思います。
                                                                                                
また、最近ヨゴホームズでも多いオール電化にされたクライアント様から頂いた
一年間の電気使用量などの貴重な資料から見えてくるエコの実情についても、
追ってご報告させて頂ければと思っております。
                
今日は長々とお付き合い頂きましてありがとうございます。
このブログの中で全ての思いをお伝えするのはとても難しく、
要領を得ないわかりにくい説明になってしまったかも知れませんが・・・・・、
家の性能が将来に渡り、快適さのみならず家の持ちやエネルギー費に大きく関わると
いうことをご理解いただき、長い目で家づくりをお考えいただきたい、また
結露のない快適な暮らし、ヒートショックのない安全な暮らしを得るためには
家づくりに何が大切かを考えるきっかけにして頂ければ幸いです。
             
そして、実際にご自身で体感してみたい方がいらっしゃいましたら、
是非この寒い季節のうちにモデルハウスや完成見学会へお越し下さいませ。
もっと詳しくご説明をさせて頂きたいと思っています。
次回完成見学会は、伊予市で3/15・3/16 を予定しています。

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こんにちは。  余吾です。
 
今週は日本列島に寒波がもどり、北国では雪が降っているようです。
ここ松山は青空が広がるとってもいいお天気ですが、気温はちょっと低め、
今週末の完成見学会までいいお天気と寒さがもってくれたら・・・、
  なんで勝手なことを考えたりしています。 (笑)
 
 
さて昨夜、四国電力が33年ぶりに電気料金の値上げを政府に申請したという
ニュースが耳に飛び込んできました。 伊方原発の全基停止が長期化し、
それに代わる火力発電用の燃料増加が要因だそう、 家庭向けで
平均10.94%の電気料金が値上げされる見込みだと言っていました。
 
四国電力ではもともと全体の50%以上が火力発電で賄われていましたが
現在はより多くの電力が主に石炭・石油などを使った火力発電でつくられ
私たちの家庭へと届けられています。 日本全体でみると、
2010年には64%だった火力発電の電力量比率が
一番最近のデータでは何と75%にもなっているということです。
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ということは、原油の値上がりによって電気料金はこれからも上がる
可能性が大きいと考えられます。
 
原子力発電が多くの問題をかかえ将来が見えてこない中、
太陽光や風力を利用した再生可能エネルギーやバイオマス燃料も
思うほどスピードが上がりません。 アメリカのシェールガスが日本を
救ってくれるかも・・・ という期待も持てますが、
いずれにしても、これからどうなっていくか目が離せません。
 
オール電化という言葉を聞き始めて、もう随分と時間が経ちましたが、
私はずう・・・っと、そのことを仕事の中で私生活の中で、考えてきました。
 でも、実はまだ明確な答えは出ていません。
きっと、これから家を建てられる方々も同じ悩みを抱え、色々考えて
いらっしゃることと思います。  オール電化にするべきかどうか・・・を。
 
光熱費がどんどん上がっていく、そして消費税も上がっていく、
国の方針や政策も色々変わっていく・・・、 そんな中で
やっぱり一番大切なことは、自分はどう暮らしていきたいのか? 
ちょっとオーバーに言ってしまえば、自分はどう生きていきたいのか?を
見失わないで生きていければいいな、 と思うのです。

人がどうだからとか、みんながああだからということでなく、
自分でしっかり考えて、ご家族でしっかり話し合った上で
決めていくべきだと・・・、 例えばオール電化ひとつをとっても、
納得した上でご決断をして頂きたいと思っています。


電気料金が上がっても、消費税が上がっても、デフレを脱却できても
できなくても、そういうことは自分の力ですぐどうなるものではありません。
大切なことは、自分が生きている今のこの日本でいかに自分らしく
精一杯生きていけるか、 だと思うからです。
   
そして私にできることは、
こんな時代だからこそ、将来にわたり安心して快適でエコに
暮らしていける高性能で美しい住宅を1軒でも多く建てさせて頂きたい、
エネルギーをたくさん使わなくても快適に暮らせる、
時間が経てば経つほどにそれをご実感いただき喜んでいただける、 
そして、私がいなくなった後もちゃんと誰かに大切に住み続けてもらえる
そんな  『 いい家 』 をこのふる里に残して行きたい、

  昨夜はそんなことを考えながら眠りにつきました。


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おはようございます。  余吾です。
 
先日、ブログで断熱のお話をさせていただきましたところ
思わぬ多くの方から反響を頂きました。 わざわざお便りを頂きました方、
そして、facebookで ”いいね” を頂きました方々、 ありがとうございます。
以前に比べ住宅の断熱に関心をもたれる方が多くいらっしゃることが何より嬉しく
これから日本の住宅は変わっていくな・・・ と期待をしているところです。
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さて、ヨゴホームズではこれまで断熱・気密工事についても色々と勉強し、
コストパフォーマンスや将来性、施工性、安全性、耐火性なども色々考慮した上で
どのような方法が一番住宅の断熱に適しているのか、 それを追求してきました。
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そんな中で、標準仕様として一番多くお選びいただく断熱材は
現場発泡断熱材(硬質ウレタンフォーム)です。 水溶性で現場で100倍に発泡させ
躯体に直接吹き付ける方法なので、躯体の角々にまでしっかり断熱することができ、
躯体(木部)の収縮や重力にも影響されにくいので将来まで断熱・気密性能が持続します。
又、調湿性・遮音性にも優れ、グラスウール断熱に比べると高価ではありますが、
値段以上の効果(コストパフォーマンスが高い)いうことでおすすめしています。
 
しかし、私たちはこの方法以上にもっともっといい断熱をさせて頂きたい、
そういつも考えておりまして、それぞれの断熱材の特徴をご説明をさせて頂き
ご納得して頂いた上でクライアントさま自身にお選びいただきたいと思っております。
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現在、ヨゴホームズが一番おすすめする方法とは、
外壁の躯体内部に壁いっぱいのロックウールを充填断熱し、
躯体の外側にもロックウールを外張り断熱するという断熱方法で、2x6などの
木造住宅にはこれらを組み合わせることが大変向いていると考えております。
 
現在、日本で手に入る外張り断熱用断熱材は
硬質ウレタン板や発泡ポリスチレン板、高性能フェノール樹脂断熱板などの
樹脂断熱板が一般的です。 家をすっぽり断熱材でくるみ外気から守るという
その考えはいいのですが、・・・ もし、周囲で火災が起きてしまった場合、
これらの断熱材から有毒ガスが出るということも言われています。
 
そんな中、ヨゴホームズが外張り断熱に使用している
デンマーク・ロックウール社のロックウールは、自然岩を高熱で熔かして
繊維質にする本物のロックウールで、燃えにくいということが大きな特徴です。
火災が起きた場合、グラスウールが600℃で燃え7分しかもたないのに比べ、
このロックウールは何と1200℃に耐え、2時間も時間をかせいでくれるという
データーがあります。 しかも有毒ガスを出さない安全な断熱材なのです。
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大切な家を一年を通して厳しい外気から守ってくれるばかりではなく、
外部からの火災にも威力を発揮してくれ、そこに住むご家族の命を守ってくれる
本当に頼りになる断熱材だと私は思っています。
 
また自然素材でできたロックウールはリサイクルが可能な為 そういう意味でもエコ、
調湿効果があり、水はしみこまないのに湿度は透してくれるという不思議な特徴から
壁内に湿度を閉じ込めると発生する、壁内結露やカビなどからも守ってくれます。
その為、室内側に設ける防湿フィルムも調湿効果のあるものを使用しているのです。
 
そして外壁の仕上げ(塗り壁)の下地となるので、ロックウールがクッションの
役割をはたし外壁にクラックがいきにくいという事も嬉しい副産物です。 その上、
施工性が良いので現場での高い施工精度を保つことができるということも
 大きなメリットの一つではないでしょうか。
 
断熱・気密・遮音性以外にも、こんなにたくさんの嬉しいメリットがあることが
皆さまにもお分かりいただけたことと思います。 できれば、
このロックウール外張り断熱をヨゴホームズ標準仕様にしていきたい、
  そんなことを夢みて、みんなで日々頑張っております。
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でも、 ただひとつのデメリットは高価だということ・・・  でしょうか。
 
これがネックとなることが多いのですが、
もちろん、初期投資 (イニシャルコスト) はかかってしまいますが、
実は、お住みいただく中での冷暖房費のランニングコストは大きく削減でき
段々と確実にもとがとれ、近い将来には利益として家計を助けてくれるのです。
 
先日お引渡しさせて頂いた松山市Tさま邸でもこの断熱をご採用頂きました。
その住宅を エネルギーパス協会の方法でエネルギー計算をしてみますと、
この方法で断熱工事をし、開口部にはデンマークの断熱・気密性の高い
木製サッシ(ペアグラス入)を入れさせて頂くのにかかったイニシャルコストと
一般的な日本家屋を建てるのにかかる断熱工事(開口部を含む)との差額を出して
冷暖房費のランニングコストの差額で8年でもとがとれるという結果が出たのです。
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もちろん、冷暖房の使い方は人それぞれですし、
Tさまの住宅は温水セントラルヒーティングをさせて頂き、1階はバスもトイレも
玄関の土間までも床暖房をし、2階は温水パネル暖房を全室に施し、家全体が
24時間 暖かいという前提ですので、一般的な個別暖房(部屋ことに暖房)とは
そもそも考え方が異なりますが、住まわれる方にとってどちらが快適かは誰でも
お分かり頂けると思いますし、結露のない快適な住空間は人だけでなく
家にとっても長持ちをすることにつながる大切な事だということを忘れてはいけません。
 
 
・・・すみません。 またまた、力が入りすぎて長くなってしまいました。 (笑)
住宅の断熱に関しては様々なお考えがあり、住宅業者毎に色々だと思います。
何が一番いいのかは、それは実際にお家を建てられる皆さまがご検討され
お決めいただくことです。家を建てられるには大きなお金が必要で、
多分、一生の中で一番高い買い物ではないでしょうか。
 
だからこそ長い目で考えて頂き、将来にわたり後悔しない
負債ではなく資産となるような家づくりをしていただきたい、 そう願っております。


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おはようございます。  余吾です。
 
毎日寒い日が続きますが、如何お過ごしでしょうか。
皆さま、風邪などひかれませんよう素敵な一週間をお過ごし下さい。
 
 
さて、今日は住宅づくりにおいて断熱・気密がいかに大切であるか、
日々お財布にも直接大きく関係をし、環境への影響も大変大きい・・・、 
そんなことを少しお話をさせて頂きたいと思います。
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この写真は今年1月1日の朝撮影した我が家です。
この冬初めて雪が少し積もっていたので、嬉しくて外へ飛び出しました。
1990年5月に完成しましたので、今年築後23年になろうとしています。
 
我が家は当時の日本では珍しかったデンマーク製木製サッシ(ペアガラス入)を
ガレージドア以外全てに入れ、天窓はデンマークVELUX社ペアガラス入、
外壁は2x6の壁いっぱいに15cmのロックウールを充填し、
屋根の垂木間にも20cmのロックウールを充填、そして
床暖房の下にも5cmのスタイロフォームを敷き込み、
 いわゆる、魔法瓶のような断熱構造 としています。
 
延床面積はビルトインガレージ2台分を除くと約140m2 (42坪)です。
 
これまで長く住み続けてきて、一年通じて快適な家だと自画自賛しております。
真夏は朝シャワーを浴びた後に少しエアコンをつけますが、
仕事に出かけ夜帰宅して部屋に入ると、まだヒンヤリと涼しいですし、
冬は一番その快適性がわかりやすい季節で、朝2.5時間、夜2時間の
温水暖房(1階:床暖房、2階:パネル暖房)で一日中21〜22℃をキープしています。
真夜中に起きても、朝だってパジャマ姿のままですぐに動けます。
お客様へもよくお話をさせて頂くのですが、家の中には冬がないと思って頂くと
一番わかりやすいと思います。 冬でも家の中は常春状態なのです。 
 
そんな大満足の我が家ですが、長くこの家づくりの仕事をさせて頂く中で
より断熱・気密性を高めることに精一杯努力を積み重ねてきましたら、
実はヨゴホームズで建てさせて頂くクライアント様のお宅は、我が家の
約2倍以上も 断熱・気密の効果が高いことが 最近わかってきました。
 
年末にクライアント様へご挨拶にお伺いさせて頂いた時に
暖房の様子や燃費をお聞きさせて頂くと、我が家と同じ灯油を熱源として
給湯・暖房をされているお宅で、200リットルの灯油がどの程度もつかということが
すなわち暖房と給湯の燃費ということなのですが・・・・・、
我が家が3週間弱もつのに対して、ほとんどのクライアント様から1ヶ月半はもつと
嬉しいお話を頂くのです。しかも我が家よりだいぶん大きなお家でも・・・ です。
 
冬場は水がとても冷たいので、給湯にもエネルギーをたくさん使います。
ひとつのボイラー(2管式)で暖房・給湯をまかなっていますので、
その200リットルの内 半分が給湯、半分が暖房と考えて頂いていいと思います。
ということは、1ヶ月に134リットル、67リットルを給湯に使用し、残り
67リットルを全館24時間暖房に使っているということになるのです。
残念なことに、我が家はその倍以上をかけているのですが、それでも
日本の一般的な住宅に比べればまだまだ省エネルギー住宅と言えます。
一般的な住宅で、寒い冬の間トイレ・バスルームまで含む家全体を快適温度に
24時間暖房したら一ヶ月にいったいどのくらいの電気代・灯油代がかかるでしょう? 
  ・・・考えるだけで気が遠くなりませんか。
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さて、この住宅は2011年3月に松山市内で建てさせて頂いたT様邸です。
先日、おじゃまさせて頂いた時に撮影させて頂きました。
  
規模は我が家よりもだいぶん大きく、延床面積はビルトインガレージ2台分を除くと
約157m2 、 リビング吹抜けを含むとボリューム的には 約172m2(52坪)です。

我が家より10坪も大きい上に、
4人家族ということを考えるとお湯も多く使っていらっしゃるはずなのに、
やはり200リットルの灯油が1ヶ月半はもっているとお話下さいました。
お伺いさせて頂いた時のリビングルームの温度は約24℃、
湿度は45%前後でいつも安定しているのでとても楽だと、嬉しいお言葉を
頂きました。  お忙しい中お時間をいただき、ありがとうございました。
 
T様の住宅は外壁に15cmのロックウールを充填し、その外側にデンマークの
ロックウール社・ロックウールを5cm、外張り断熱をさせて頂いています。
天窓はVELUX社ペアガラス入、木製サッシはデンマーク製ペアグラス入です。
お部屋の温度を2℃下げるだけでも、ずい分燃費はよくなりますので、
きっと、これからもっともっとよくなるのでは・・・ と期待しています。
 
ヨゴホームズが本当の意味でのエコハウスを追求している中で
何よりも一番大切なことは、住宅の性能を上げることだと確信しています。
国の方針とは少し異なりますが、ソーラーパネルを取り付けることがエコではなく、
断熱・気密、そして遮熱性能を上げることで、エネルギーをたくさん使わなくても
一年を通して快適にお住まい頂くことができるよう、家の性能を上げなければ
いくら電気を作ってもどんどん消費していくのであれば、しかも我慢をして
生活していかなければならないのであれば、意味がないのではないでしょうか。
その為には外壁、床、屋根をきちんと断熱した上に、開口部にも断熱・気密性の
良い木製サッシあるいはプラスティックサッシを使用することが大切です。
 
そうした住宅は大変長持ちをします。
結露の発生しない住宅はカビや害虫など悪影響を受けにくく、
いつまでも美しく誰かに愛され続けて大切に住み継がれてゆくことでしょう。
実はそのことが何よりもエコであるということです。 25年や30年で解体され
建て替えを余儀なくされる住宅をもうこれ以上建ててはいけないのです。
 
断熱・気密工事にかかる費用は住宅全体から考えるとそれほど大きくありません。
必ずや10年もしない内に光熱費でもとが取れ、それ以降は利益につながります。
その上、結露のない快適な日々の生活は気持ちの豊かさも違ってきます。
家の中に大きな温度差のない室内環境は赤ちゃんからお年寄りまで安心して
毎日満足感をご実感頂きながらお住まい頂けます。
 本当にいいことずくめです。 
  
  
長々と書いてしまいましたが、
これから住宅を建てられる方々に是非このことをご理解頂き、
どこでどんなお家を建てられるにしましても、
是非、長い目でみた家づくり、本当の意味での経済性の高い家づくりに
取り組んで頂きたいと、心からお願いしたいと思わずにはいられないのです。


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こんにちは、  余吾です。
 
昨日まで3連休の方も多かったことと思いますが、如何お過ごしでしたでしょうか。
冬本番、各地で雪の便りも届いています。 皆さま、くれぐれもお元気でお過ごし下さい。
 
 
さて、今日は愛媛県で初めての松山市コミュニティーセンターで開催されました
『 低炭素建築物の認定制度講習会 』 に小西と二人で行ってまいりました。
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地球温暖化を一刻も早く止めなければとか、二酸化炭素削減目標などという
言葉を耳にするようになって ずい分多くの時間が過ぎましたが、
なかなか本当の意味での省エネルギー化は進んでいないように思います。
 
中でも私たちがたずさわっている住宅・建築部門は全体エネルギー消費量の
30%以上を占めるにもかかわらず、他の運輸や産業部門に比べ過去20年間の
増加が著しく、エネルギー消費量が減るどころか増えているというのが実状、
住宅・建築物の省エネ対策の一層の強化が求められている中、
住宅の性能を確実に上げていかなければならないと、切実に感じています。
 
そんな中、現行の省エネ基準は建物全体の省エネ性能を客観的に比較しにくい
こと等から、一次エネルギー消費量を指標として建物全体の省エネ性能を
評価できる基準に見直す必要があるということで、
『 都市の低炭素化促進に関する法律 』 が昨年2012年9月に成立しました。
 
これにより、地域区分が細分化されたり性能基準の計算方法が見直され、
新たに一次エネルギー消費量基準が設けられ、
『 低炭素建築物の認定制度 』 ということに至ったわけです。
これから、もっともっと具体的に正しい方向へ導いていってほしいものです。
 
 
ヨゴホームズではこれまでも国の基準とは別に、省エネ先進国である
デンマークやドイツの省エネ基準にも目をやりながら、費用対効果も考え合わせ
お施主様が将来必ず喜んで下さるであろうことには自主的に力を注いで参りました。
 
今後もその考えは変わりませんが、
国の方針や政策にも耳を傾け、住宅を建てられる方にとってのメリットや
将来に渡り後悔しない家づくりのお手伝いができればそれ以上の喜びはありません。


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こんにちは。  余吾です。
まだまだ残暑厳しい毎日が続いていますが、皆さまお変わりございませんか。
しばらくぶりのブログUPとなりました。
 
実は先週、エネルギーバスの研修を受けに東京へ行って参りました。
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2cm程もある分厚い資料を丸2日間でみっちり勉強・・・、 たくさんの難しい
エネルギー計算問題に頭をかかえながら、久しぶりに脳をフル回転させました。 (笑)
 
ヨゴホームズはこれまでも常にエコハウスを追求し、少量のエネルギーで
快適な住空間の実現に向けて精一杯頑張っていますが、それを建てて下さる方に
わかりやすくご説明させて頂くということはとても難しいことでもありました。
 
気密・断熱性の高い住宅は冷暖房費のランニングコストを抑えられるのでエコです。 
とお話をさせて頂き、気密・断熱性能をどんどん上げて頂く努力をしていますが、
それでは一体どれだけの投資(イニシャルコスト)をすれば、ランニングコストにより
何年で元がとれるのか、それによりどれだけ環境にも良い影響がもたらされるのか、
がはっきりわかれば、クライアント様それぞれにしっかりご検討頂くことができます。
 
車を購入の際、この車のリッター何キロメートル走ります。という燃費が重要なように
住宅にも、一年間に冷暖房にかかる費用は床1�あたりいくらです。 と
家の燃費がわかれば費用対効果がとても考えやすくなります。 その上に
中古住宅として売買する場合にも、或いは賃貸住宅として貸す場合にも
その建物の燃費が良ければ、その家の価値は上がるのではないでしょうか。
  
その 「家の燃費」 を表示することがエネルギーパスなのです。

ドイツでは2008年7月から全ての新築住宅に年間のエネルギー消費量と
Co2の排出量の表示を義務付ける 「エネルギーパス制度」 がスタートしました。
2009年度からEU各国でも採用され始め、 今後は
この制度は世界のスタンダードになっていくのではないかと言われています。
 日本でも、将来は家を燃費で選ぶ時代がやってくると思うのです。
 
私たちは、ヨゴホームズをお選び下さった方々に心から満足をして頂きたい、
毎日を美しく快適に、そしてエコな生活を心豊かに安心してお過ごし頂きたい、
その為に私たちは家づくりをする上でたくさんの要素を満たす必要があります。
美しく住みやすい快適な家であることはもちろん絶対条件ですが、
その上に、燃費が良い、環境にも配慮している、家が長持ちする、等の
付加価値を目に見える形でご提案させて頂きたい、 との思いから
日本に導入されたばかりの 「エネルギーパス」 に取り組んでみようと思い立ちました。
 
日本では、夏も冬もピーク電力の原因の約50%が空調(エアコン)です。
建物の性能を上げていかなければ、いくらソーラーパネルをつけても解決には
ならないということを知って頂き、資源のないこの日本が将来に向けて
今全力を挙げてしなければいけないことは何かを追求していきたいと思っています。

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こんにちは、  余吾です。

毎日毎日本当に厳しい暑さが続いていますが、お変わりはございませんか。 
どうかくれぐれもお体を大切にお過ごし下さい。
 
一年を通して毎年どんどん暑くなっていると実感する今日この頃、
地球温暖化が問題視され始めもうずいぶんと時間が経ったように思いますが、
結局それを止めるどころか、どんどん悪化の一途をたどっているという現実、
私たちは一体どうするべきなのでしょうか。  本当に考えさせられます。
 
つい先日もグリーンランドの氷がほぼ全域で解けたというニュースを耳にしました。
毎年夏には半分ほどは解けるそうですが、今年は7月半ばにして全域の氷が
解けたそうで、そういうことは120年ぶりなのだそうです。
イギリスの科学誌ネイチャーに掲載された論文によると、グリーンランドでは
2002年から2006年の間、毎年1年間に248立方キロメートルの氷が解け、
その融解は海面が0.5mm上昇する量に相当するのだそうです。
又、2100年までには5〜10cm上昇するという予測もあるそうで、 そうなると、
海抜の低いところにある国々は大変なことになります。 もちろん、
私たちが住む日本だって島国ですから大きな被害を受けることになります。
 
今、私たち一人ひとりができることなんて知れてるかも知れませんが、 でも
地球はその一人ひとりの集合体ですから、ひとりの考えることがとても重要です。 
とても難しい問題ですが、まずは何からでもできることをしなければと思うのです。
 
私たち住宅を建てる立場のひとりとして、絶対に考えなければならないことは、
エネルギーをあまり使わずに一年を通して快適に暮らせる家づくりをすること、
すなわち、本物のエコハウスをもっともっと進めていかなければなりません。
売れる住宅を建てることとは、もしかすると逆行することもあるかも知れませんが、
これを避けては通れないと思うのです。
 
これまでも私たちは長く高気密・高断熱に力を注ぎ、デンマークから上質な
ロックウールや木製サッシ・木製ドアを輸入したりしながら、断熱機能を高めてきて
いますが、数年前から夏の遮熱を真剣に考えなければならないということで、
オーニングをお勧めしたり外付けブラインドを検討したり、遮熱塗料を採用したり・・・、
もちろん、住宅のプランニングそのものにも遮熱を考慮した向きや配置や軒、植栽など、
色々自分たちにできる範囲で精一杯やらせて頂いています。
 
 
前おきが長くなりましたが、私はこれからの住宅は遮熱も考え合わせなければ
いけないと思っておりまして、最近遮熱セミナーに参加させて頂いたりしながら
住宅の遮熱工事に関して勉強(方法や費用対効果)をしているところです。
 
そして今日、以前からお願いしていた屋根に遮熱工事を施した建物を見せて
頂き、屋根裏に頭をつっこみ身をもって体感させて頂きました。
 
外気34℃の今日、屋根裏の温度は何と32℃でした。
通常は屋根表面で約70℃ほどに熱せられ、屋根裏でも50〜60℃くらいには
なる状況なのですが、思いの他低い室温にとても驚きました。
 
そして、この建物では家庭用エアコン1台のみで後は扇風機で空気を送り、
それ程の暑さは感じず、汗ばむこともなく居られました。

見せて頂いたのは、ヨゴホームズの瓦工事をお願いしている業者さんの事務所、
2階事務所の小屋裏を遮熱工事されたということで、暑いこの時期に
見せて頂きたいと以前からお願いしていたのが実現したのでした。
 
その後、松山市内で屋根のみを遮熱工事された住宅が完成したということで
その建設会社の方にご了解を得てスタッフと一緒に屋根裏を見せて頂きました。
やはり、そこでも32℃という数値が確認されました。 
 
冬の暖房費と夏の冷房費のランニングコストを考えると、遮熱工事にかかる
イニシャルコストは10年もしない内にもとが取れ、それ以降はプラスに転じる、
それどころかエネルギーを使わないことで、社会や地球環境にも貢献できる。
そういう家づくりを全ての日本人が考えたとしたらどうなるのでしょう・・・?
まずは私たちはそこのところを知って頂くことが大切ではないかと思っています。
  
最近、断熱も遮熱もしていない鉄筋コンクリートの打ち放し住宅の屋根に
ソーラーパネルをのせた住宅を見た時、何か違う・・・と感じずにはいられませんでした。


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